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7,600円で運転免許ゲットする方法:外国免許切替の仕方

日本に住んでいるけれど、外国の免許証しかもっていない

普段運転しないけどたまにドライブへ出かけたいと思ってる帰国子女(もしくは日本に住んでる外国人)のあなた

日本の運転免許証ゲットはかなりお得に手数料全部込みで1万円もかからずにできます。

日本で免許を一から取るには、教習所に通うのが一般的で大体の相場が約30万円するらしいですね。

アメリカでは州によって多少差があるけれど、ANT_PAPAが2003年に免許取った時は合計100ドルぐらいだった記憶がします。

免許証は身分証明書としてもいろんな場面で便利なので、すでに外国の免許証もっていればぜひ日本の免許証へ切り替えをおすすめ。

ANT_PAPAの経験をもとに、これがわかっていればもっとスムーズにいったのになという反省点を含めて解説します。

 

English version of this article will come soon as well. 

This Japanese version is for Japanese who have spent some time abroad and returned to Japan. 

The english version will be tailored to become an easy guide for those foreigners who came to live in Japan. 

 

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自由気ままにドライブにいきたい、、

 

切り替えのための条件

有効な外国の免許証をもっていて、その国に免許取得後3か月以上滞在したことが証明できるひと....これは結構ハードルが低いですね。

大学や大学院、もしくは転勤で1年以上海外へ行ってた場合に、早めに免許取っておけばこの条件クリアはかなり楽と思われます

ちなみに、免許取得後の滞在期間が3か月以上1年未満の場合は、日本の免許証は初心者免許証となり、

初心者マークを1年間つけなくてはなりません

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手続きの流れ

大きくは3ステップ

  1.必要書類をそろえる

  2.書類審査、適性検査、知識試験

  3.実技試験、免許発行

 

それぞれについてちょっとしたアドバイスも含めて下に解説します。

 

1.必要書類をそろえる

有効な外国の免許証

滞在期間は外国免許証交付日からのカウントになります

免許証を更新してる場合などは古い免許証をもってくと良いです

あれば一番はじめに交付されたやつがあると有効

もしなければ、アメリカなどではDMVWebsiteでドライビングレコードのPDFがダウンロードできます

ANT_PAPAがは一番初期の免許証がなかったのでDMVからのレコードを持っていきました

これは英語から日本語へ翻訳必要なかったです

 

パスポート

これは身分証明と外国の免許交付日からその国に滞在した期間をチェックするため

こちらもパスポートが新しかったりしたら、古いパスポートも持ってくと良いです

とにかくその国に滞在した期間が長いことが証明されればいいので

最低3か月、できれば1年以上(初心者マークつけなくてよくなる)

出入国のスタンプが多い人は審査に時間がかかるので注意

パスポートで滞在期間が証明できない場合は

なにかしらの出国記録証明

・その国での卒業証明書

・その国での納税書(TaxReturn)

・その国での電気・水道代の領収書

(住所と氏名が証明できるもの)

などがあると良いです

外国免許証の日本語訳文

大使館または日本自動車連盟(J.A.F)によるもの

一般的にはJAFで翻訳文つくってもらうことがおおいようで

ANT_PAPAもそうしました

朝一番で受付開始と同時に行ってお願いしたら、夕方には完了するとのことでした

が、夕方戻ることできず、後日受け取りに行きました

JAF支部によってかかる時間は違うようなので、事前にチェックするのがおすすめ

発行手数料は3,000円(郵送の場合は返送用に追加500円)

発行に必要なものは

1.翻訳文発行申請書(支部に置いてあります、もしくはネットからダウンロード)

2.外国免許証(原本)

3.在留カードコピー、または住民票コピー

アラビア語やロシア語で記載された免許証や、大韓民国タイ王国ミャンマー連邦共和国などで発行された免許証の場合のみ必要)

詳細へ下のリンクからJAFのサイトにて、、、

https://jaf.or.jp/common/visitor-procedures/switch-to-japanese-license

 

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ANT_PAPAがいった東京のJAFはここ

本籍の記載されている住民票

マイナンバーカードがあればコンビニでも取得可能

なければ区役所や区役所の出張所などで

本籍は表記されている必要があります

マイナンバーは記載されてないものが必要

(このシステムをよく知らなった自分はたまに間違ってマイナンバー記載の住民票をもってって受け取ってもらえない手続きがなんどかありました、、、)

本人の免許のための住所と本籍の確認なので、家族の記載は必要ないです

なぜか日本の運転免許証には本籍の情報が必要らしいですね、、、

外国人の場合は国籍の記載されている住民票
写真(3cm x 2.4cm)1枚(2種目申請の場合は2枚)

免許にのる写真ではなく、あくまで手続き用です

免許の写真は、技術試験合格した場合、試験場の専用ブースにて撮ります

手数料 普通自動車 4,600円(現金)

(申請料2,550円+免許交付手数料2,050円)  

申請料は、書類審査+適性検査+知識試験の際に支払います

交付手数料は技術試験に合格した場合に支払います

ANT_PAPAの使った鮫洲試験場では現金のみでした

技術試験は2回目から、試験の度に追加で2,550円かかります

 

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ANT_PAPAが行った鮫洲運転免許試験場の外観

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やはり敷地が広いので結構不便なところに位置しています。最寄り駅は、鮫洲、青物横丁、品川シーサイドになります。

2.運転免許試験場にて書類審査、適性検査、知識試験

受付時間

月-金(祝祭日をのぞく)0830-1100, 1300-1500

手続きに最低3時間かかると想定しとく

なので、仕事の合間にとか考えている人はしっかりタイミング測った方が良いですね

場合によっては有給取った方が良いかも

書類審査 

まずは外国免許切替の窓口にて書類の審査

適性検査

視力検査(両目で0.7以上、片目で0.3以上)

色彩選別能力(赤と青と黄色の選別ができるか確認)

知識試験

パソコンで受ける10問の簡単な試験

画像をみて状況判断する常識的なルールやマナーの確認

10問中7問以上正解で合格(すべてマルバツ

事前勉強は必要なし

外国語でも受験可能

(英語・中国語・韓国語・スペイン語ポルトガル語ペルシャ語など)

自分が使う試験センターで何語で受験可能か確認しとくと良い

技能試験の予約

上の手続きが完了すると、予約カードなるものをゲット

これにて専用機器で技術試験の予約ができるようになります

試験場にもよるようですが、ANT_PAPAの使った鮫洲試験場では最短で2か月先の予約になりました

朝8時20分スタートか午後12時50分スタートの2スロット

合格だった場合、免許交付完了まで4,5時間かかるので、自分の調整の利くスロットで予約がおすすめです

朝の試験だと、免許交付完了が午後1時から2時の間

午後の試験だと夕方5時過ぎ

3.運転免許試験表にて技能試験

技能試験について

なんどでも受けなおしOK

試験場により予約がなかなか取れず次の予約は1,2ヵ月先になることも

適性試験、知識試験の有効期限が6ヵ月なので、それぞ過ぎたらまた一から申請が必要

技能試験2回目以降は追加手数料2,550円かかり、試験当日には手数料払ってから待合室へ向かう

試験当日の持ち物

・受験票

・予約カード

(不合格の場合、次の予約に必要。合格のときは教官へ渡す必要あり)

・申請書のコピー

(書類審査のときに返却してもらう書類)

・外国の運転免許証

(合格の場合、手続きに必要)

・外国の運転免許証の翻訳文

(申請書にホチキスでまとまってるはず)

・パスポート

(確認用?ANT_PAPAは合格したときも特に必要なかったです)

・日本の運転免許証

(持ってる人は)

在留カード(外国籍の人)または本籍記載の住民票(日本国籍の場合)

(住民票も申請書にホチキスでまとまってるはず)

・めがねまたはコンタクトレンズ

(あたりまえに、見えなきゃ技能試験できない、、)

・免許交付手数料の2,050円

(現金で必要。合格した場合のみ)

・筆記用具

(黒色ボールペン・・・消せるボールペン不可)

(待合室で受験票の裏に自分の名前を書くだけに必要でした、、)

基本的にプロセス1で揃えた書類があればOKです

試験当日のながれ

走行時間は10分程度、合格した場合はトータルで5時くらいかかります

1.集合時間厳守で試験場に到着

(遅れると教官に怒られます、、、悪ければ受けれないことも)

2.待合室で待機

この時点ではどこに座ってもOK

3.時間になると教官が来て、出席者の確認と試験用の用紙一枚を配る

受験票と住所の確認できるもの(日本人なら保険証、外国人の場合は在留カード)をチェック

配られた用紙にその日の受験グループと順番が記載されている.....A5とかB9とか

受験番号の席に座る

初回の人は比較的後ろの番号らしく、2回目の人は流れがわかったいるから順序前ということらしい

4.教官が待合室のモニターつかって、試験の流れと注意点について簡単に説明する

(合格者はピンクの紙切れもらって待合室にもどることとか

不合格者は次の予約して帰っていいよとか、、)

5.試験開始、それぞれのグループのはじめの2人が教官と一緒に試験場へ向かう

次に受験するひとが後ろへ乗車し、前の人の試験を観察できる

初めてのひとはこの機会にコースになれたり、

教官の雰囲気を観察(丁寧、厳しい、どういうところを評価しているかなど)

コースでは、どこにどんなサインがあるかとか見とくと良いです

6.自分の番までひたすら待つ

一人10分(完走の場合)なので、6人で1時間

それぞれのグループに最大12人なので、全員終わるのに約2時間

完走せずに不合格(ANT_PAPAの1回目、、)の人は10分かからないので、グループごとに進捗が多少違う

待合室は携帯と飲食禁止なので、みんなぼーーっと待ってます

7.モニターに自分の受験番号出たら、試験場まで向かう

自分のグループの表記のある車の横まで行く

教官に指示されて後ろへ乗車しシートベルト着用

順番一つ前の人の試験の観察なので、なにも話す必要ないです

8.自分の番がいたら運転席へ移動

9.試験

試験自体はかなり基本的なもので、外国で運転なれていれば問題ないはず

挨拶ははっきりと

教官からの指示にはしっかりと答える

目での確認は大げさに頻繁におこなう

ストップサインでは必ず線の前で止まる(1回目落ちたのがここです、、泣)

あとは丁寧に指示されたことすれば問題ないです

10.無事合格すると

教官から予約カードと引き換えに、ピンクの紙切れ(合格予定者表)もらって待合室へ戻る

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11.ひたすら全員終わるまでまつ

ANT_PAPAは2回目の合格したとき1番手だったので、2時間ほど待ちました

本でも持っていけばよかった、、、

ひとまずずーっとメディテーションしてました

寝てる人も、、、

結局その日は30人中5人合格でした

12.全員終了すると、教官がもどってきて次の手続きへ

13.運転免許証に設定する暗証番号を決めて登録カードを作ります

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14.書類返却窓口にて、書類審査で持ってきたもの一式を最終確認のため提出

この時に、免許交付手数料2,050円を支払う

15.書類最終確認(免許発行手続き?)は1-1.5時間かかり、指定された時間まで自由時間

お昼たべたり、タバコ吸いに行ったり、、

時間になったら同じ窓口へ戻り、番号呼ばれたら、日本の免許とはという紙と申請書の引換券をもらう

16.免許用写真撮影:申請書の引換券と暗証番号の登録カードをもって専用写真ブースにて写真撮影

一瞬でした

撮り直しとかないようなので、一発で決めましょう

17.免許交付:写真撮影終わったら、免許証交付窓口で免許を受け取る

待ち時間は写真とってから1時間ほど

受け取ったら近くにあるマシンで免許スキャンして、暗証番号いれて、登録情報の確認してから帰れます

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おめでとうございます!これで日本の運転免許証ゲットです。

そのまま車を買いにいくなり、レンタカーするなり、、、、ができます。

 

通訳つきで来てたマレーシアのビジネスマンはレクサス買いに行くとかとかいってました、、、

 

ANT_PAPAは来月あたり、嫁と娘と格安カーシェアで日帰りドライブかなと計画しています

 

 まとめ

効率よくやれば最短3日で切り替え可能かも

1日.外国免許証の翻訳文ゲット

2日.試験場にて書類審査・適性検査・学科試験

3日.試験場にて技術試験・免許発行

試験場によっては2つめと3つ目を一緒の日にできるところもあるので、もっと早くできるかも

試験場によっては技能試験の予約に2ヵ月以上待つこともある

ANT_PAPAの行った鮫洲試験場では、技術試験の予約がなかなか取れず最短で2ヵ月ぐらいかかることになりました

体験談(失敗談)

書類審査で足りなかったもの

いろいろネットで調べていたはずなのに住民票に本籍の記載が抜けていたので出戻りすることに

あと、古いパスポートと古い免許証は持って行ったけれど、それで滞在確認できるか保証されないと言われました

なので2回目はアメリカのDMVのネットでダウンロードしたフルバージョンのドライビングレコード持ってきました

書類審査、適性検査、知識試験でやりなおし

審査にかかる時間を把握せずお昼過ぎに到着、夕方6時ぐらいまでかかるかもといわれ、夕方以降予定があったため断念しました、、

技能試験で1回おちる..泣

ANT_PAPAはかなり緊張症です

1回目の技術試験のときに待合室で自分の番までめちゃめちゃ緊張して待ってました

しかも、ほとんどの受験者が部屋へ戻ってこない

これはかなり厳しい試験なんだろうと

ヤバい、、、自分も落ちるかも

勝手に想像を膨らませて、胃が痛くなるほど緊張してました

自分の番が来た時に、ネットで調べたアドバイスをもとにひとつずつ丁寧にこなしていきましたが

いきなりウィンカーのにワイパーを使ってしまう

そうなんです

アメリカで10年以上運転してたからハンドル逆だし、ワイパーとウィンカー逆なんです

頭ではわかっていても体が勝手に、、

あとハンドル逆だから、車線の中で車の位置を正しくするには右膝じゃなくて左ひざをレーンの真ん中に持ってくるよう気を付けないといけない、、

日本に戻ってきてからほぼ2年間運転まったくしてなかったし、、

アメリカいたときも大学生だったとき(10年以上前)は毎日運転してたけど

社会人になってから10年以上、年に1回ぐらいレンタカーで運転してただけだし、、

いろいろ不安要素がまたあふれてきて、集中しなきゃいけないことがたくさん

教官に指示されたことをひとつひとつこなすごとに

少しずつ緊張は解けてきて、これなら大丈夫かなと思い始めたその時、、、

「_番を右に曲がって」との教官の指示

慎重に角まで行って、信号なし、スピード落として、左右確認して、さーって右へハンドルを切ろう、、、

ガクンッと車が止まる、、、、えっ?

何かにぶつかった、、、?

じゃなくて、教官がブレーキを強く踏んだようで

「とまれ」サインがあったことに全く気付いてなかく、白線を徐行で過ぎてしまった、、、

あわてて「すみません」と謝りつつ、バックで車を白線の手前へ戻すも時遅し、、

「いまさら戻ってもダメなんだけど」という嫌味な言い方で教官はANT_PAPAへ出発点へ戻るよう指示をし、不合格の通知を受けました、、、

こんな些細のことだけど、しっかりとした基本ルールをミスったのでしょうがないとは分かりつつも、、かなり落ち込んで家に帰りました、、、

 

2回目の技術試験のとき待合室へ教官が来た瞬間に声のトーンで、1回目落とされた教官と同じだとわかり、緊張しましたがなんとか無事合格

 

終わってしまえば、基本ができてれば問題ないはずと言えるけど、実体験ではかなり無駄の多い手続きの仕方をしてしまったなと反省

 

これから外国免許証を切り替えるひとには、もっと要領よく手続きを進めてもらえる参考になれば嬉しいです

 

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