節税:やらなきゃ損!ふるさと納税
はじめに
こんにちわ。
コロナ騒動ヤバいですね。
トイレットペーパーの売り切れとか、普通にみんなが困ることが起こっている。
こんなとき、買いだめしとけばよかったかなと思っている人もいるはず。
で、ANT_PAPAはたまたま昨年末にふるさと納税でいろいろ日用品をゲットしてたことでいまのところ困ってませんが、これからの展開はだれにもわからないですね。
こんなときだからこそ、節約とかもっとしっかりしなきゃと再認識しています。
この記事は、まだふるさと納税やってないひとへの発信になります。
ふるさと納税は、かなりお得な節税策のひとつで、やりかたも簡単で、節税効果もばつぐん、やらなきゃ損。
節税だけでなく、普段の生活費を削減することもできます。
普段の生活費がさがるということは、毎月の出費が下がるということ。
とくにサラリーマンは節税策のオプションはもともと少ないですね。
下のリストが主なところですが、あまり効果がなかったり、逆にこういうイベントなかったら良いものがほとんどです
・住宅ローン控除
・生命保険料控除・地震保険料控除
・医療費控除
・離婚または死別した時
・災害・盗難にあった時
・株取引で損をしたとき
・iDecoやNISAをはじめる
それぞれの節税策について簡単なコメントとしては
・ふるさと納税 ➡ ぜったいにおすすめ
・住宅ローン控除 ➡ もし家の購入をしたひと、これからする検討をしている人にはプラス。
(家を買うこと自体がかなりリスクをともなう出費になるので、そこは要検討)
・生命保険料控除・地震保険料控除 ➡ 家を所有していれば最低限の地震保険に入っていた方がいいかもですが、生命保険はぼったくりが多いので、まず加入必要なのか、必要場合は、最低限何が必要なのか要検討が必要
・医療費控除 ➡ 治療(診断とか予防接種はダメ)に年間10万円以上かかった時は、超過した部分が医療費控除に使えます。
ぜひ活用するべきですが、できれば高額な治療を受ける必要ないと良いですね。
・離婚または死別した時 ➡ 寡婦控除。できればないほうがいいイベント
・災害・盗難にあった時 ➡ 残損控除・災害減免法による税金の軽減・免除の2種類。できればないほうがいいイベント
・株取引で損をしたとき ➡ 上場株式等の売買損失は、その年の配当所得と相殺できる。損をしない株取引するべき、、、笑
・iDecoやNISAをはじめる ➡ NISAはおすすめ。iDecoは考え方による。
などなど
このなかでふるさと納税は、リスクがないうえに、だれでも毎年活用できる節税効果なのでおすすめします。
2019年6月に制度がアップデートし、効果は改悪になりましたが、まだまだ節税効果として十分有効な魅力があります。
やらない理由はありません。
あとはやり方を少し工夫するだけど、節税効果をかなり大きくできます。
注意点としては、住民税払ってないとふるさと納税の活用はできないので、最近海外から帰国(もしくは日本に移住)した人(その年の1月1日に住民票がないと、その年の分の住民税は払わなくて良い)は住民税払い始めてからふるさと納税を活用しましょう。
では具体的な例をふまえて下にお得なふるさと納税の使い方を解説します。
ふるさと納税とは
住民税の部分的な減額
もともと自分の住んでいる自治体へ払うべき住民税の2割ぐらい(正確な計算式は後程解説)を、他の自分の好きな自治体へ”寄付”して、寄付した自治体から返礼品をもらう仕組みです。
”来年度”の住民税の減額。
ANT_PAPAも最近までしらなかったのですが、住民税は1月1日時点に住民票のあった市町村に、前年中に所得のあった人が、前年の所得に応じた額を納付する税金です。
所得税はその年のうちに納税するのに対し、住民税は翌年6月から支払うという違いがあります。
2020年度1月1日以降に納税申し込み(商品を選択)した場合は、2021年度の控除対象になります。
毎年12月31日までが期限なので、ぎりぎりにやろうとするとネット回線が混雑してエラーがでることもあるので注意。
計画的にふるさと納税はやりましょう。
収入に応じて上限額が決定
収入によって住民税(全国一律10%)の額が変わるので、それによってふるさと納税額の上限額が変わります。
上限額以上のふるさと納税した場合は、控除上限額を超えた金額については、控除対象となりません。
節税シミュレーションを提供しているサイトがあるので、それを使えば簡単に大体の上限額がわかります。
目安としては
単身の人で
収入 控除上限額目安
200万円 1万5千円
400万円 4万1千円
600万円 7万6千円
収入や家族構成によってかわるので、必ずシミュレーションして予算を把握しておきましょう。
具体的な計算式は、
”個人住民所得所得額”x20%)÷(100%住民税の基本文10%-所得税率x復興税率1.021)+自己負担2,000円
になります。
が、シミュレーションサイトでだいたいの額を把握して、それより少し低い額をターゲットにすればほとんどの場合問題ないです。
簡単な流れ
1.ふるさと納税する(返礼品をえらぶ)
2.ワンストップ特例を選択(収入2千万円以内であれば)
3a.ワンストップ特例を選択したのであれば、自治体から送られてくる書類を記入して自治体へ返送する
(1月10日が期限なので、それまでに必ず返送しましょう)
(期限を過ぎてしまった場合は、確定申告すればOKです)
3b.ワンストップ特例使用しない場合は、それぞれの自治体から送られてくる寄付金受領証明書を使って確定申告をする
申告の仕方
寄付しただけでは税金は控除されません。
必ず下の2種類のうち一つの申告をしなくてはいけません。
1.ワンストップ特例
ワンストップ特例は確定申告しないで、ふるさと納税での節税が完了する便利な手続きですが、2つ条件があります
・5自治体まで(5自治体以上を選択する場合は確定申告必要)。
・年収2000万円以上あれば、確定申告必要なので、ワンストップ特例利用する意味がなくなります。
2.確定申告
この2種類のどちらかの申告をすることによって、ふるさと納税で申告した額が、来年度の住民税から控除されます。
ふるさと納税どのサイトがおすすめ?
ふるさと納税サイトの選び方
一般的には、
1.返礼品が充実しているか(参加している自治体と返礼品の数)
2.返済方法が充実しているか(クレジットカード、ソフトバンクまとめて支払い、auかんたん決済、コンビニ支払い、銀行(Pay-easy)など)
3.キャンペーンを実施しているかなど、お得に返礼品がもらえるか
ふるさと納税サイトはたくさんありますが、ANT_PAPAが実際に使った3つのサイトを解説します。
楽天ふるさと納税
メリット
ポイント還元がかなり良い
すでに楽天経済圏をがっつり使っていてSPUが高いとますますお得
楽天経済圏についてもう少し具体的に知りたいかたは下の記事をご覧ください
定期的に行われるセールスを使うと、さらに還元率大幅アップ
例えば
(+16%)SPU最大16倍(最大でなくとももちろんよい)
(+9%)お買い物マラソン最大9倍
(+2%)0か5のつく日に楽天カード使用でポイントアップ
(+3%)勝ったら倍(楽天のスポンサーするチームが試合に勝ったら)
これをすべて最大に利用するとなんと30%のポイントが還元されます。
プラス、返礼品によっては独自のセールをやっていたりするので、それを活用でさらにお得になります。
還元はポイントですが、ほぼ現金同様の価値があるので、これを活用しない手はありません。
デメリット
ポイント獲得上限がある。
(楽天カードの種類やSPUによって上限額が違う)
獲得したポイントに有効期限があり、期限が短い(1.5ヵ月)。
自治体と返礼品が限られている。
楽天SPUがある程度高くないと、ポイント還元率のメリットを生かせない。
ANT_PAPAは最近、楽天経済圏へ生活の主たるところを移行しているので、楽天ふるさと納税を最大限に活用しようとしています。
ANAふるさと納税
ANT_PAPAはANAのマイレージをかなりためていて、ANAアメックスカードも普段の生活のメインカードと使っているので、ANAのマイレージがたまるANAふるさと納税も活用しました。
メリット
100円ごとにANAマイルが1マイルたまります。
ANAのショッピングサイトを使ったことがある人には親近感あるかも。
航空会社としてANA自体の評価が高いから安心感がある。
ANAのクレジットカード持っている人にはダブルでお得。
サイトのデザインがオシャレ。
ANAオリジナル特別返礼が多数用意されている。
デメリット
サイトのナビゲーションがあまり快適ではない。
選べる返礼品のオプションが限定されている。
サイトの読み込みが遅い。
さとふる
楽天ふるさと納税でANT_PAPAのSPUと楽天カードでの上限額を超えた分を、アメックスとのスペシャルプロモーションをやっていたさとふるで残りの返礼品を選びました。
期間限定(2019年12月31日まで)で200円で2ポイントでした。
還元率は同じでしたが、さとふるを使ったことなかったのと、登録されている自治体+返礼品のオプションがANAふるさと納税よりかなり多かったので選択。
タイミングや探しているものによってふるさと納税のサイトを使い分けることもありですね。
メリット
TVのCMもあり、認知度と利用意向がNo.1。
ネット検索で見つけやすい。
大手という安心感。
申し込みがかんたん。
限度額やワンストップ納税が調べやすい。
完全スマホ対応。
寄付してから商品が届くまで早い
(商品の発送手続き等すべてさとふるが入り、行っている)
決済手段が豊富。
デメリット
サイト内の検索がわかりにくい。
使いやすいポイントが無い。
ふるさと納税どの返礼品がおすすめ?
返礼品の選び方
では、実際に返礼品を選ぶとき人、返礼品がたくさんありすぎてわからないということがあります。
ANT_PAPAのおすすめ方法は
1.上限額をシミュレーションする
2.ほしいものの優先順位を決める
3.いくつかのふるさと納税のサイトを比較して、ほしいものをリストアップと予算の振り分け
の三つの手順です。
重要な点は、どっちみち自分で買うようなアイテムをふるさと納税でゲットできれば、普段の生活の出費削減につながりおすすめです。
コスパ良いからって、自分から買おうとしないものをわざわざ購入したら、節税効果半減になります。
優先順位の決め方
たとえばANT_PAPAのは下の3つのカテゴリーで、ほしいものリスト作りました。
1.日常で使う消耗品
2.食料品
・普段から買っているもの
・ちょっと贅沢に
3.毎日使うもので、そろそろ買い替えを考えていたもの
それぞれ具体的に何を検討したかを解説します。
1.日常で使う消耗品
・トイレットペーパー:これは説明いらないですね。毎日使うので購入決定。
静岡県富士市:エリエール トイレットティシュー トイレットペーパー シングル 12R×6パック 72個:14,000円
楽天ふるさと納税で選びましたが、今は取り扱いがないようです。
・ティッシュー:これも説明不要。トイレットペーパーほどは使わないとしても、確保しとくとプラス。
静岡県富士宮市:エリエールティシュー 180組x5個入x12パック 60個 パルプ100%:15,000円
・キッチンペーパー:これも必需品。
静岡県富士市:強力吸収キッチンタオル「フェルミキッチン」6Rx16パック96個:18,000円
楽天ふるさと納税で選びましたが、今は取り扱いがないようです。
・赤ちゃん用ワイプ:ANT_PAPAの娘は2020年2月で1歳になったばかりで、ワイプは毎日かなり使っています。赤ちゃんいる家庭にはおすすめ。
香川県観音寺市:すくすくすやすや、子育て安心セット(おしりふき)ユニチャーム・ムーニー 赤ちゃん用品:22,000円
楽天ふるさと納税で選びましたが、今は取り扱いがないようです。
・赤ちゃん用おむつ:これも赤ちゃんいる家族には必需品でしたが、普段使っているものと違うのにママからダメ出しでたので今回はパス
2.食料品
・普段から買っているもの
- 米:毎日ではないですが、まぁまぁ米を家で炊いていて、1か月に2㎏ぐらいは使っているので、お米は保存も長くできるし購入。
新潟県魚沼市:北魚沼産コシヒカリ特別栽培米10㎏:24,000円
- ハイボール:少し前までは、ウィスキーをロックとか、ニートで飲んでましたが、娘生まれてからかなりお酒を抑えるように努力していて、最近はハイボール。
好きなのは、トリスハイボールですが、ふるさと納税では、トリスはなく角ハイボールが見つかりました。
- しゃぶしゃぶ肉
- 焼肉
- ステーキ肉
- いくら
- フルーツ
食べ物系はかなりオプションが多く、いくつか試したのですが、情報量が多いのでまた後日に具体的なリビューをしたいと思います。
お肉選ぶ時の注意点は、写真と実際とかなり違うことが多く、あたりはずれが多い印象でした。
特に霜降り和牛は、ほぼ油のかたまりと化しているものもあり、これはちょっと違うだろ、というのもありました。
3.毎日使うもので、そろそろ買い替えを考えていたもの
・キッチン関連
- なべ:しばらく使っていた鍋のそこがだいぶけずれて、焦げやすくなっていたので買い替えを検討していました。
ハンドルを着脱できて、積み重ねて収納が可能ななべが見つかったので購入。
新潟県燕市:創燕 ハンドル着脱式鍋4点セット(14・16・18・20㎝):30,000円
下のリンクは一般商品としてのサイトになります。
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・寝具
- まくら:使ってたまくらが結構汚れてきたのと、肩こりがあるので、まくらを探していたところ、ふるさと納税で良さそうなのを見つけたのでゲット。
福岡県大刀洗市:エアウィーブ ピローS-LINE:64,000円
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これかなりおすすめです。頭の収まり感良いし、肩こりにも効果ある感じしています。毎日使うからこそある程度良いものには投資するべきと感じた製品です。
その他家電(掃除機、炊飯器)やプリンター関連(プリンター、パソコン本体)など、いろいろリサーチして、良さそうなものもありましたが、今回は優先順位高くなかったので、また必要になったらということでパスしました。
返礼品選びの際に、可能であれば、それぞれの返礼品をリテールで買ったらいくらするのかリサーチすることで還元率を把握することができます。
だいたい寄付金の2割前後と設定されていますが、ものによってはもっと還元率高いものをまだまだありますので、そういうのを探すのもおもしろいかもしれませんね。
まとめ
ふるさと納税はANT_PAPAが長く住んでいたアメリカではなかった日本独特のかなり有効な節税策ですね。
ほかの国でもこういう制度は聞いたことはありません。
ほかにたくさん節税策というか、税策がもっと進んでいる国はたくさんあるみたいですが、、、税策一般についてはまた別に話が盛り上がってしまうので、ここでは避けますが、、。
日本で住民税を払っている人にはぜひおすすめのふるさと納税でした。
日本ならではの、日本の製品や食が手軽に手に入るメリットだらけの節税策なので、まだ試してない人ためしてください。
しかも、
これによって、住民減少で住民税がなかなか取れなく悩んでいる地方の創生サポートにもなっているってすばらしいですよね。